金と教育と公教育

家庭の所得が低いほど子どもの学力は低下する?
文科省も調査に乗り出す“学力格差”の知られざる実態
http://diamond.jp/articles/-/17857

学校の外で金をかけてる子供ほど勉強できるよって話。
これってようは公立学校が用を足さないって事に繋がる問題だと思うんだ。
役立たずになりつつあるって事。
更にいえば教育の意味が少しづつ変わってきてるのかもしれない。
昔は(それこそ私が生まれる前くらい)読み書きと四則演算程度で仕事にありつけたしそういった層の仕事も沢山あったし仕事事態その辺りのものが多かった。
けど目的が『基礎的な知識を詰め込む』から『競争率の高い学校の試験に受かる』へと比重が移るにしたがって塾ビジネスが隆盛してきたんじゃないかな。

学習塾によって差が大きく出るって公立では教育要領を満たせないって話でそこもまた問題だよねと。
義務教育が子供が社会に出る為に必要な知識であると考えればそれを与えられない組織って何の意味があるのかって。

学校教育には思うところもあって例えば算数国語理科社会の4科目なんかは学校という箱でやる必要って余り無くて通信教育でも十分に理解度を達成できるもので、理科の実験や社会科見学みたいな体験学習の部分をどうにかできれば代替できる。

問題は体育や家庭科みたいなそれこそ実体験が大切になってくる場所が必要になってくる学習で箱が必要になってくる分野で体育なら運動場や体育館、家庭科なら実習室など家庭によって用意できるとは限らない環境が必要だ。
音楽と美術は子供の頃の記憶だとアレ完全に失敗だよね。

だけれどもそれも今正しく教育できているかというと疑問が残る。
子供に正しい体の使い方を教育できる体育の先生ってどれだけいるの?とか。