企業と職種と職能と労働組合

日本のITは20年間進化していない──野口悠紀雄が語る
だそうです。
ねで。

野口 たとえ話ではありません。イギリスの労働組合は職種別組合です。罐焚き手の労働組合が強いから、電気機関車になっても彼らに仕事を与え続ける必要がある。だから、仕事はなくても電気機関車の運転室に乗せていた。ということは、せっかく蒸気から電力への技術的な転換があったのに、労働力を無駄に使っていたということですね。

ここを読んでふと思った。
マンガ界崩壊を止めるためには(1)
マンガ界崩壊を止めるためには(2)
マンガ界崩壊を止めるために(3)
マンガ界崩壊を止めるためには(4)
マンガ界崩壊を止めるためには(5)
マンガ界崩壊を止めるためには(6)
マンガ界崩壊を止めるためには(補足)
「職能別」の労働組合は上記に近い感じになるんじゃないかなと。
んで、それの可能性はwebにあるんじゃないかなぁと。
例えばいまでもwebから出てきているもしくはwebに漫画を描いている人間というのは沢山いるし
ランキングやなんかもあるし。

http://neetsha.com/
http://www.otchy.com/wcrank/
労働組合の仕事として実は語感として悪くなるけど「入れ知恵」ってあるんじゃないかと思う。
情報の共有。
例で出たような場が新たな才能の狩場になると同時に出版社への圧力にもなりえるのはあるんじゃないかな。
似たような例としてプログラマなんかのIT技術系のユニオン(組合)も可能なのかなぁ。
能力の発表の場としてのオープンソースプロジェクトとか。
漫画家やIT技術者と企業をSNS的につなぐことってできないのかなぁ。