思考整理

いまさら初音ミク
当時DTM関連のソフトで驚愕の出荷数を記録した初音ミク。関連雑誌は今までの低迷を跳ね返せとばかりに調子に乗っちゃうくらいの衝撃をもたらした。音楽のあり方を替えると謳った胸熱コピペは有名だがこれはどういう事か。トフラーかドラッカーかは忘れたが個人が生産手段を持つという事の現われなんじゃなかろうか。今までの作詞作曲→演奏→レコーディング→プレス→販売もしくは配布という流れが作詞作曲→販売もしくは配布といった具合に極端な短縮を得た。機械音声がどうのこうのってのは的が外れてると思う。同人音楽において人気の歌手に以来が集まるって事からも作曲者が自身で納得できる歌声を持ってる可能性ってのはあまり期待できない。PCは安くなった。曲を打ち込んで音声を乗せて録音したり動画作成したりできる程度の機能は一般普及品と言っていいレベルの品でも可能だ。発表の場にしてもそうだ。世の中にいる有象無象のアーティスト達にとってTVの放送時間は入る隙間もない。ニコ動にしろyoutubeにしろ既に人が集まっているサイトにはいくらでも隙間はある。ガンガン乗せる。マネタイズは同人市場でも通販でもある。むしろ同人にとって通販はノウハウのある場だ。DLでもいい。衣食住の内、衣食は十分安くなった。住も緩やかにどうにかなるんだろう。手に入らず見ることも聞く事も出来なかったものがamazonや楽天やyahooショッピングで手に入る。web回線の延びる場所が住居として可能性を帯びてくる。衣食住の次は何だろう。よく語られるのは医療教育等か。あとエネルギーか。義務教育中等教育は圧縮できると思う。高等教育にしてもある程度までならば圧縮できると思う。エネルギーは難しいな。個人がエネルギーの生産手段を持てばそれこそひっくり返るような大騒ぎになりそうだが。現状風力太陽光発電は話にならん。キャンプ道具に留まるとしかいえない。いくつかの企業の前例がヒントになるんだろうか。