感想文

キーボードを掃除したら反応が鈍くなった。


小学校のときに書かされた感想文の意味がいまだによく理解できない。
音楽にしろ読書にしろ絵画にしろ。
よく感想を各場所に「特になし」と書いて怒られた。
ゴン狐に関してひねくれた感想を書いたら職員室に呼ばれた。
たまにしか学校に行かない自分だったことを思うと
かなり厄介な奴だったのだなと思う。

そもそも子供に感想文て難しくないか?

実際問題二十歳越えた人間だとしても
まったく興味のないものに興味のないまま漠然と
渡されて「感想は?」とか聞かれても
特にはとか答えてしまうんじゃないか?

大人になってからそうならないため?

だとしたら「感想文の書き方」を教えるべきだろう。
ある程度雛形に当てはめて出来上がりな具合に。
音楽も読書も何にしろある程度読んで何がしかを知って
初めて何か想うんじゃないのか?

その上感想が気に食わないからって怒るとはどういう了見だ。

文法だとか理屈とかが間違って起こられるならまだいい。
「その考え方は悪い」って何が悪いか説明しろよ。
作者の気持ちなんて知るかよ、俺は心理学者でもなければ
カウンセラーでもねぇ。平均以下の小学生に何を求めてるんだこの野郎。


そうやってひねくれた大人になりました。