8月30日国会前デモで判った事

彼らには流れを変える力は無い。
警察発表3万人前後。
なかなかに凄い数字だ。
歩兵なら師団規模だし小さな町程度の人数だしライトノベルなら採算が合う数字だ。
つまりはその程度。
有名人から政治家まで動員して日本中からかき集めた人間がその程度の数という事。
解散総選挙だとかが聞こえてこない辺り大きな支持を望めないのをわかってる人間も多いのだろう。
アピールしておけば『一定の支持』は得られるという目論見もあるのかもしれない。
そしてその人数で日本が変わるのならばコミックマーケットは毎年夏冬に日本を変えているし、
GLAYはライブで日本を変えている。
しかし現実は規制一つとっても赤松健という老練な漫画家が手間隙掛けて何とかといった具合だ。
日本には1億人以上の人間が居るのだ。
たとえ100万人集まったとしても人口の1%に満たない。
趣味や嗜好が細分化されやすい現在において大きなうねりを欲するのならば集まった数万人という枠の中に居る人間達は枠の外に居る隣人とそのまた隣人に支持ないしは共感を得なければならない。
政党にしても隙あらば真綿で首を絞めてくるような政党を選ばなければならない理由はほかの正当が荒縄で首を絞めてくるからだ。