東京過密化と個人事業への予測

何の感の言って東京圏への人口流入と地方の過疎化は止められない、と思う。
そこで問題となるのが都市圏内の移動手段でコレは電車自動車ともに限界に近い状態なんではないかと。自家用車にしては維持するのも大変な状況で電車にしてもすし詰めどころか気前のいい饅頭屋の餡子が如くの状態に運行ダイヤは奇妙奇天烈摩訶不思議な魔方陣な状態。ある程度改善したとしても限界はあるわけでそうするとどうなるかというと『移動しない働き方』というのも出てくるんじゃないかと。もちろん自宅勤務なんてのはそれこそ20年近く前から言われていた事でいまさら感があるのだがピーク運送量が限界に近い以上そういった形態も多くなってくるのではないか。もちろん完全に移動しないのであれば都内である必要も無く地方でもいいわけだ。もちろんそうは行かない。ある程度打ち合わせや顔見せなどで移動も必要だろう。だが別段移動する必要の無い職種の場合それで済ますことが多くなるんじゃないか?
だとしたらそれに必要なサービスって何だ?
http://d.hatena.ne.jp/kurosiosadakiti/20091002/1254415918 のように個人事業をバックアップするサービスが勃興するんじゃなかろうか。残念ながら会社に対する幻想はこの十年間でだいぶ打ち砕かれてしまった。実際問題大会社からはじかれた(場合によっては中小規模の会社にも)人間があふれている。彼らが成型を立てようとするなら零細以下の個人事業としてやるしかなくそれをバックアップするシステムというのはこれから必要になっていくんだろうと思う。例えば税金の計算や秘書機能や事務代行や技能のマッチングサービスだったり。