Twitterとニコ生とオンラインゲームと時間泥棒と

よく出来たゲームは時として時間泥棒と呼ばれて、試験前とか現実逃避をしたいときにみるみる時間を食いつぶしてくれる。Twitterはやったこと無いけどどうなんだろう?

ゲーム依存・ネット中毒…。「廃人」の実態が明らかに:日経ビジネスオンライン

芦崎 ウルティマオンラインなどをはじめとした米国製のゲームは、集団性、組織性、「皆で一緒に戦いに行く」というところが確かに新しかった。ただ、米国人の場合は一人ひとりに自律性があって、眠くなったりすると途中で「じゃあ、自分は抜けるよ」と言ってゲームをやめるんです。しかし、日本人にはこれができない。

例えば上の記事を読んでみて思うんだけどニコ生やオンランインゲーム風のSNSとかって『廃人』にならないまでも『止める時に凄く後ろ髪を引かれる』感覚を覚える。後ちょっとくらいいいんじゃないかな?とか、もう少しだけみたいなぁ、とか。確かにココで止めたら嫌われちゃうかな?とかの不安もあるんだろうけど純粋に楽しいから続けられるし、ついつい続けてしまう。結果として時間がむしゃむしゃ食われてしまうわけで。

この手のモノに共通するものはなんだろうなって考えたら、たぶんそれは自分の『行動』がすぐに『結果』として出てくることなんじゃないかなぁ、と。ゲームではそれの成否としてで、オンラインゲーム風のSNSでも何かすれば誰かが答えてくれるしニコ生ではコメントが付いたらそれはリアルタイムで誰かが見ている証拠であるし、今までから考えたら凄いスピードで反応が返ってくるってのはこういうのにとって大きな要素なんだろうな。その点Twitter等はフォローがうまく行かなければそうならないのかも知れないけどもっと技術的に何かつながりやすくなれば同じことになるのかな。

・で、これから問題になりそうな事。

【ニコ生廃人】
今までのニコニコ動画でも『廃人』と呼ばれる人はいたのだろうけどこれからはもっと問題になる程沢山出てくるんじゃないかって事。現状私自身もついつい長居してしまうくらい面白いと思うし好きな放送も沢山ある。けどそれ以上に『放送している人(放送主、生主)』に強い影響があるのではないかなと。なんとなく話の流れを聞けばあれ?この人何時間やってるの?と思うほどやっている人がちらほら。

【リアルタイム感が後ろ髪を引いてくれる】
ニコニコ動画だけであるなら動画を作成してアップロードして後はコメントを待つだけで、つまりは非リアルタイムなワケだけどこれがニコ生になるとリアルタイムに。とたんに、30分が1時間に、1時間が2時間にどんどん伸びるワケで。観ている人が一人でもいるならば次も枠を取れたら来てくれるんじゃないだろうか、ここで止めたらもったいないんじゃないだろうか、もしかしたら嫌われるんじゃないだろうか。『凄く後ろ髪を引かれる』感じになるんじゃないかな。

【若い人「も」多い】
もちろん私と同年代くらいの人間も多くいるだろうし(その辺りの世代用の話題への食いつきからみて)年齢は広範囲に分布してるんだろう。その辺りの年代が『廃人』になったとしても単に駄目な大人で済まされるんだろうけど若干目立つのが十代後半から二十代前半の若い世代。当たり前にPCが身近に有って当たり前にWEBと接してきた世代。

彼らから『廃人』が生まれてその問題が「社会」からも見える量になった時に「上の世代」から「今時の若者は」なんて糞みたいにつまらない決まり文句を言われそうで怖いような。それを口にするであろう「上の世代」にはもちろん自分の世代も含まれているのだろうけども。


けど、ニコ生おもしれーからなぁー。