http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20131104#20131104f6
経由で記事を見て
http://webronza.asahi.com/synodos/2012011600001.html

95年ぐらいの時点では、まだ非正規雇用の激増がはじまったばかりで、その人たちが先行きどうなるかというのは社会全体でもわからなかった。でも、さすがに今は、若いときに非正規になるとその先がないという不安を、みんな薄々感じはじめている。だから大学生を見ていても就職活動にものすごく熱心です。しかし、そこのルートに入れなかった人も、とりあえず服は買えるし、電気製品は買えるし、ネットはやれるし、20代のうちは「とりあえず幸せ」と思っているかもしれません。

古市 しかも、一見そっちのほうが幸せそうに見えてしまうんですね。

小熊 そうですね。その状態が発展途上国の人たちや、日本の年長者から見ると豊かに映るということもわかっているから、それで豊かだと思ってしまう。しかしみんな、それが先進国型の貧困形態だということが、まだよくわかっていないと思います。たぶん、あと10年ぐらいしたら、それは貧困生活なんだということを、20代が前提にする時代がくると思いますね。

今の20代も後半なら前提にしてると思うよ。
それも大学にいけなかった奴らなら特に。
接客業の求人で店舗勤務の募集が大卒、短大卒でそれぞれ20万以下。
そこは本来高卒中卒の働くような場所であってその待遇でその学歴のやつらが来るんだから。
10年前に聞いた24歳正社員の「何やってるだろうなこの歳で」って台詞は上の社員見て給料が上がらないことを確信してる台詞だろう。
小規模な工場だと工場長クラスで生活にキュウキュウで、
高卒でそこそこ大きな工場には入れたとして職場の上の人間の給料額を聞いてこんなものかと諦めるしかない状態で。
そんなものは「とりあえず幸せ」なんかじゃなく「ごまかしてでもいないと生きていられない」ってだけの話。