こずるい商売の仕方

10kg3000円弱で米が安いから出かけるついでにと母に言われ店による。
あるのは『8kg3000円弱』のお米。その隣に10kg3500円弱のお米。
やぁ皆、単純な算数のお時間だ、どちらが安いか考えよう。

家に帰ってチラシをみても確かに8kgて書いてある。控えめに。
店頭表示はもっと酷かった。黒字で小さく8kg、値段を赤で大きく、その隣で10kg3500弱のお米を並べる。もちろん安いのは10kg3500円だ。

なぁこれって8kgを10kgと誤認させるためなんじゃない?
パッと見てわかりづらいし、5kgでも10kgでもなく中途半端な重さにするってそうとしか考えられないんだが。

仮に8kgのほうがよく売れたとしてあぁ世の中には算数も出来ない人間が多いのだなぁと言える問題でもない。
通販でもなく直接見て買う店ってその場で判断するものだからだ。
パッと見てわからなかったり簡単でも余分な計算を必要とされれば誤認しやすい。

身近な食品を扱う店でこれは許容しづらいやり方だ。
イチキュッパ商法までならまだしも根幹となる単位に微妙な小細工を入れてくるって日用品を扱う店でソレはどうなのよと。