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ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由
- 作者: ジョシュア・フォア,梶浦真美
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2011/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: コリン・エラード,Colin Ellard,濱野智史(補論),渡会圭子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/04/22
- メディア: 単行本
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イマココが空間と空間把握力と方向感覚の本なんだけれども。
共通して書かれている事が場所の記憶とチャンキングなのだけれども
同じ意味で同じ言葉を使って別の事を書いてあるのが面白かった。
全米記憶力のほうは場所の記憶ってのは人間にとって強力だからそれを使って覚えるのだよ、チャンキングして(一纏めにして)覚えようねと書いてあるのに対して、イマココの方は人間はそもそも道に迷いやすい生き物でそれが何処にあるかの記憶も歪みやすくチャンキングもするからよりいっそうだよ、という書き方。
けどこれって矛盾はしてなくて人間の記憶の中では場所に対するイメージは協力なんだろうし生き物の形として道に迷いやすいんだろう。
二つの考え方を併せてみると一時期流行ったマインドマップなんかの書き方もだいぶ変わると思う。
人は記憶の中で曲がった道をまっすぐにするらしいので。