googoleではない自動運転の未来

新聞を読んでいたらいつも通りのググル礼賛で日本も自動運転の研究大事だよ系統の記事があった。
で、その付近にコマツの広告が載ってたんだがあれ?日本も自動運転に近い技術を持ってるんじゃ?むしろこちらのほうが正解に近いのでは?

http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/ir/annual/html/2013/special/index.html

これ現在位置を衛星で割り出して設計図に合わせてブレード上げ下げを自動でこなすといったものなんだが、普通自動車で言う運転『以外』を自動化したものなんだよな。

ググルの自動運転が安全の為人間を排除したのと違って安全装置として人間を組み込んだ形。

そもそも人の移動の為の自動運転ならまずそれって車に乗る必要あるの?から始めるべきなんじゃないのかな。
新聞に書かれていた記事では車でないと買い物にいけない高齢者を例に出していたけど、それって通販じゃ駄目なの?って話。
下手な地方店舗より品揃えは充実してるよって。

自動運転車が発売されたとして本体がいくら位になるんだろう。
まぁ300万以下は無いだろう。現実的に考えれば500万程度か。
1000万近くなら問題外だ。

300万円だとして、タクシーに一回5000円使ったとして600回乗れる計算。
月一回買い物に出たとして50年掛かる。月二回でも25年。
実際には税金から何からの維持費も掛かるしまず、そこまでの高齢者なら、その年齢までに寿命が尽きる可能性も大きい。
そして目的地への設定やらなにやら事前操作も必要だろうし、それが苦にならない人間ならamazonで買い物できる。

コマツの技術は人間への負担の大きい部分や特に属人性の高い部分(自分の位置を正確に把握してかつ図面と照らし合わせて三次元的に作業する)を機械が肩代わりする。

そして最大の違いはコマツのブルドーザーは既に世界中で販売されているって事だ。