何らかの拡張

技術は社会と人間に影響する。
日本においてまた世界においてラジオ及びテレビ放送は情報の到達速度を変えたばかり無く言語の共通化も促進させた。
NHKが話す標準語はより若い世代に方言を忘れさえ又それが方言であることを気づかせた。
この流れはWEBによって更に強められかつ方言の保存にも役立っている。
世代間によって言葉が違うのはよくあることだがコミュニティ毎の方言というかスラングもより強くなる。
グローバリズムナショナリズムとトライバリズムはドラッカーも言及していたが、グローバリズムが強くなるにつれ他の二つもより強くなる。
日本において方言の問題もしくはコミュニティ毎のスラングをタライ場リズムに当てはめるのならば標準化された日本語はグローバリズムに当たるのか。
地域的なものではないコミュニティの話をトライバリズム(部族主義)に当てはめていいのだろうか。
今現在一人の人間が複数のコミュニティに在籍することは何の問題もないし少しばかり昔にも問題は無かった。
WEB以降近年との違いは個人というよりもコミュニティ同士の重なり合いや影響の度合いなのではないだろうか。

実例はなんだろう?

隣接する技術や趣味は影響を及ぼしやすい。
内燃機関がバイクや車や船舶に使われるように、数学が経済やコンピュータに影響を及ぼすように。
あるアニメに対するファン活動としてフィギュア等の立体としてのアプローチや同人誌等の平面としてのアプローチ。もしくはゲームなどのコンピュータを介するアプローチ。

ドラッカーの言うところの成功はいつも外側からやって来るという奴なのだろうが、実例が思い浮かばない。
今もどこかであるのだろうがなんだろう?
もしくはどういったものだろう?

何某かの垣根が低くなるにつれ何某かの境界がはっきりとしてくる。
多分続きは又書く。

続きっぽいものhttp://d.hatena.ne.jp/kurosiosadakiti/20140815#1408089437