コツコツと貼られたリンク

http://d.hatena.ne.jp/essa/
久しぶりにアンカテさんを観て凄いなと思ったのは文章とかじゃなく文末のリンクだった。
チベット問題に言及するリンクを貼り続けてる事に感心した。
確かにその問題は解決なんかしちゃいないし風化させていいものでもない。
しかし実際には悲しい事に風化しつつあり私も恥ずかしながら忘れかけていた。
北京オリンピック以来チベット国旗を自サイトに掲げるとかは私もやっていたのだがなんか合わないので外した。
しかしこの数年間の間リンクを貼り続けていたのだ彼は。
そして私自身はどうなのだろうと思い返してみる。
北京オリンピックがつつがなく終わった時に大手メディアが言うジャーナリズムや正義がチープで醜悪で粗悪な物だって事を確認して民主党政権が成立してからその後民主主義の値段ってのがある程度見えた結果持たざる身としてはもうどうでもいいなと感じた。
当時は頭に血が上ったようにその事に対して腹をたてたし憤慨した。
其れが冷めたのは若くなくなったって事なんだろうか?確かに30代に入り過分な怒りは体調を崩しかねない状態だし事実それを受け止め切れる体力も持ち合わせていない。
けどまぁ違うんだろうな。
心が折れたというか方向転換したというか民主主義を買える金が手に入るまで適当に生きる事にしたんだろうな私は。
国際社会が糞まみれなのは現在まで続いていてようは程度問題なんだけども結局そういう事なんだろうな。
だから純粋にアンカテのようにぶれずにこつこつとやれるにんげんってのはある種尊敬に値するだろうし凄いなとも思う。
けどたぶん私は違うのだろうなぁ。