油まみれのマッチョ労働者は何処にいるか

未来を語る系のニュースブログで未来の工場では油まみれのマッチョな労働者に代わりって文句があったが未だに油まみれのマッチョが大活躍する工場ってのはどれくらいあるんだろう?
http://commonpost.boo.jp/?p=28155
上記URLでは3Dプリンタによってらしいけど。

まず油まみれのマッチョ労働者がいる工場環境を考えてみよう
第一に油を扱っている事。機械油でも植物油でもいい。集積回路を扱うクリーンルームで油まみれにはなれないからね。
第二に肉体を使う機会が多い事。でなければトレーニング趣味の人か職業ボディービルダーとかになるから。
第三に中小企業であること。巨大な資本を持ちえる会社の工場なら機械化が進んでいるから。

油ということで植物油の工場を考えてみる。
サラダ油やラードなんかの工場も大きい会社は駄目だ。
大体が機械化されてるしそもそも労働者が油まみれになる環境なんて不衛生にも程がある。
機械油は?こちらはもっと駄目だ。
鉱物油なんてそれこそ大資本でないと成り立たない。

植物油でももっと小規模な所ならどうだろう?
厳選されたごま油や菜種油。自然素材の高級品だ。
これなら一つ一つ手作業で油にもまみれるだろう。

天ぷら屋とかの飲食店も考えたがこれは工場ではないな。

同じく小規模な石鹸工場とかどうだろう?
釜練で油から選別するような。
販売するほどの量なら重労働だ。

他には?思いつかないなぁ。
思いのほか油まみれのマッチョ労働者は少ないのかもしれない。
しかも挙げた例だと3Dプリンタの使い道がないね。

なんだ工場におけるマッチョ労働者は既に代替されてるじゃないか。